ユニット詳細

ジオン公国が敵主力艦をその射程外から狙い撃つ事を目的として開発した試作艦隊決戦砲で、アシストインジェクターが設置された200mもの長さの砲身からプラズモイドを噴出させる事によって出力15万キロワット、連邦軍のマゼラン級をも一撃で撃沈させる程の威力を持つ核融合プラズマ・ビームを発射する事ができる強力な兵器である。 ミノフスキー散布時の最大有効射程はおよそ300km、その破壊力は射程ギリギリでも大型艦砲の10倍以上とされているなど、大きな戦果が期待されている中、「第603技術試験隊」によって「ルウム戦役」にて運用試験が行なわれたが、本機は射出される超高温プラズマが磁場の影響を受けやすく、間接射撃指示がなければ正確な射撃が出来ないという問題を抱えている上、同時期に軍が開発を進めていた「MS」と呼ばれる人型兵器が実戦に投入されるようになった為、その有用性を実証する事は叶わず、以後どの戦場においてもその姿は確認されていない。