ユニット詳細

MSの実戦配備を急務とした連邦軍が「ガンダム」の余剰部品を用いて製造した陸戦型MSで、MS量産計画最初期において先行試作された機体の一つである。 本機は開発が進められていたガンダムの実働データ回収以前に試験的に量産されたもので、空間戦闘用の装備をオミットした設計が施されている為、稼動できる環境が限定されてはいたが、重力下におけるスペックはガンダムに匹敵すると言われる程の高性能な機体となっている。 しかし余剰部品によって生産されていた事もあって性能にばらつきが生じてしまい、それを均一化する為にリミッターが設置された事によって、ガンダムと比べて性能が抑えられてしまう為、任意でリミッターを解除する事により最大限の性能を発揮できる「MAXモード」と呼ばれるシステムが搭載された。 本機はその中でも、東南アジア地区の最前線に展開するコジマ大隊所属の「第08MS小隊」に配備された機体であり、シールドに部隊章である「08」の文字が描かれている。