ユニット詳細

ビシニティ地方の遺跡にある神像の中から現れたMS。 起動するまではビシニティのマウンテン・サイクルで岩に覆われ『ホワイトドール』として人々に崇められていたが、ディアナ・カウンターの地球降下作戦に呼応したかのように突然起動した。 本機には『IFBD(Iフィールド・ビーム・ドライブ)』を用いた駆動システムや、機体の装甲を自己修復する『ナノマシン』等の特殊な技術が使われており、本機と何らかの関係がある『ターンX』を除き、他のMSとは別ものとなっている。 また最大の特徴は、大量のナノマシンを散布し、背部に巨大な蝶の翅のようなナノマシンフィールドを形成する『月光蝶システム』が搭載されていることである。 一度発動すると、その翅はオーロラのように色を変え、触れた物質をすべて分解してしまったり、場合によってはMSの装甲を切断することも可能であった。 この月光蝶システムがいかなる目的によって生み出されたのかは不明であるが、このシステムによって過去に文明を滅ぼしたことが黒歴史に封印された理由ではないかとされている。